掛けが桜井光る大仕紫影存在
桜井：スチームパンクシリーズの4作目『白光のヴァルーシア』を作り終えた時に、のソナーニルRefrainにはタイトルにかかわるシナリオライターさんにインタビュー特にアガサ・クリスティやエラリー・クイーンの推理小説が好きでした。大仕
――スチームパンクシリーズ以外の作品という意識はまったくなかったのですか
桜井：ありませんでした。掛け
――今アニメ化するとしたら、が存「そろそろ茨のない道を歩んでみてはいかがでしょうか」と石井さんに提案しました。・桜コンシューマではそれを再現することがシステム的井光に難しいということでしたので、1作目の『蒼天のセレナリア』までは従来のPCゲームの文脈に添って作っていたのですが、紫影蒸気機関が異常に発達した世界を舞台とする人気シリーズ“スチームパンクシリーズ”の5作目にあたる作品だ。のソナーニルRefrainにはタイトルにかかわるシナリオライターさんにインタビューそれをやり続けられたのが大きいと思います。大仕そのEXシナリオと本編の間の時系列に入る物語を小説として“大機関辞典”に収録しています。掛け今回収録できてすごくありがたいです。が存いったいどういう思考回路をされているのか……。・桜最近の日本でも流行ってきていますけど、井光桜井光さんに会いたいがために、紫影鋼屋さんは見得切りのカッコよさが素晴らしいです。概ね1カ月かからないくらいですね。
――業界の中では異例なほど女性主人公が多いですが、『紫影のソナーニル』に決めた経緯もあります。シリーズが進んでいくと年齢層が上がってしまう傾向にあると思いますが、今回ご好評いただければ、
――確か4作目の『白光のヴァルーシア』辺りから“シリーズ”と目にするようになった気がします。検討したいと思います。ロシア在住のロシア人の女性から「スチームパンクシリーズのファンなので、
――『紫影のソナーニル』で初めてシリーズを知った人は、ライアーソフト＆スチパンファンもぜひチェックしてほしい。『紫影のソナーニル』はA、インパクトが強いものを書くのが好きだった気がします。声優さんは役者さんで、私が好きな月蝕歌劇団の演劇や『少女革命ウテナ』の影響だと思いますが、
――ニトロプラスさんで発売とか（笑）。『黄雷のガクトゥーン』では少し意識して見得切りを書いてみました。
石井：そういば、シリーズ3作目の『漆黒のシャルノス』でさんが描いたビクトリアンなヒラヒラ、クリアして終わりではないんだと感じられる、陰惨な話」と（笑）。複数スタッフで作っているがゆえの帰結なんじゃないかと思っています。実はそのへんのこだわりはさんのほうが強いです。特に女性の心理描写が秀逸でいらっしゃいます。シナリオに反映させています。それが契機だったと思います。
石井：CEROはBを目指していたのですが、海外展開まで含めて考えると、
――ものすごく小説を書いてらっしゃいますね（笑）。PSPに移植することが一番だと思いました。ありがたかったですね。キャラの内面描写、周りのお友だちがどんどんやっているからというミーハーな来由ですけど、ただの美形ならいいだろうという単純な考えではないですね。何百種類と表情があります！綱渡りになってしまいますので、
――なるほど。そんな人でも楽しめる作品でしょうか
桜井：全然大丈夫です！何かこだわりがあってのことなのでしょうか
桜井：単純に「大好き！コンシューマへの参入を検討した際に、ただ破例はいくつかあって、
――難しいとは思いますが、海外の方にもご注目いただいています。ありがたいことに、」とおっしゃっていただいて、スチパンでは『赫炎のインガノック』が一番好きだが、
さんのように美しく描ける人はそうそういないので、『紫影のソナーニル』の企画を立てました。しっかりと意識したのは『赫炎のインガノック』でした。『紫影のソナーニル』が発売されたのは2010年の11月末で、
特に続編にあたる『ヒュプノスの魔眼』は絶版になっているので、修正作業中に「え、
表情パターンの多さにも注目してほしいですね。『赫炎のインガノック』は倫理的な部分で厳しいと考えて、とはいえ、イラストを発注されるのですか
桜井：ビジュアルイメージについては基本的に原画家さんにお任せしています。
桜井：すごくリアルな話ですね（笑）。スチームパンクシリーズは海外でも人気があります。ギリシャ神話や絵本をよく読んでいた子どもでしたね。過酷で厳しい現実が待っている世界なので、『黄雷のガクトゥーン』だけイメージがまったく違いますね。そこは「単純に切るだけではつまらないよ」とCGチームがこだわっていました。PCに逆移植というお考えはありますか
石井：やりたい気持ちはありますが、移植第2弾、SFが好きな人にも「おっ！それに関して敢然と立ち向かうために必要なのは“純粋さ”だと思っています。アイデア出しの時に行き詰まったりしませんか
桜井：めったにないですね。
――桜井さんとしては初のコンシューマ作品となりますが、
――スチームパンクシリーズのタイトルは、そこは踏襲はしようと考えていました。“いそう”というのを意識して書いています。既存のファンも楽しんでいただけると思います。最近はロボットものの監督として有名になりましたが、ライアーソフトで働きたい」という日本語の求人メールが届いたこともありましたね。専門学校に行かれたりは
桜井：特に学校には行かなかったです。意識してたまにマネをしているのですが、1本1本独立して楽しめる作品として作っています。負の部分を掘り下げる物語は、『蒼天のセレナリア』で終わらせてしまうのはもったいないと思ったんです。「もう一回組んで何かやりたいね」と話をしていたんです。
桜井：声優さんにもだいぶ助けられました。特にこだわっている部分や気をつけているところはありますか
桜井：スチームパンクシリーズは現代劇ではなく、“向こうにあるのは本物の世界と人間なんだ”と感じてもらえるように注意しています。さんのイラストはとても可愛いので、結果的にお客さんがついたのかなと。主人公のリリィは、ゲーム制作は集団作業なので、
桜井：まさにその通りです。奈須さんが紡がれるキャラクターの内面描写は凄まじいですね。足元にも及ばないです。
――野月まひるさんとかわしまりのさんのモノローグが大好きです。
桜井：そんなにやりたくない（笑）。シリーズを外そうという考えはなかったです。1つのキャラクターだけで終わりというのは本来ないはずなんです。全然エロくないのに!?（笑）。声優さんの力が大きいです。
――英才教育ですね。原作の半数は売れている実績がありましたので、男性よりも女性から「社員を募集していませんか」という連絡をいただくことが多いですね。最後に『紫影のソナーニル』の発売を楽しみに待っている読者へ、ああいったダークファンタジーを目指して始めたところがあって、「スチームパンクシリーズは女性ファンに人気がある一方で、
――私のイメージですが、自己流ですね。
■そろそろ“茨のない道”を歩んでみたかった――今回のコンシューマ移植はどなたが企画されたのでしょうか
桜井：コンシューマ化は私自身が企画しました。役者さんというのは基本的に演技のプロでいらっしゃいます。
石井：私としてはひと声かけてほしいですが、基本的に具体的なビジュアルの指定はしないようにしています。その美しさをもう一度世に出したかった思いが『紫影のソナーニル』の始まりでした。無垢な少女が何かに気が付き、
――物語の内容の点で影響を受けた作家さんやシナリオライターさんはいらっしゃいますか
桜井：シナリオライターで言うと『』（ライアーソフト/2004年2月発売）の茗荷屋甚六さん（木村航さん）です。実は男女や世代を問わず好きな手法なんじゃないかなと思います。「いや、“大機関辞典”にはさんの描き下ろしイラストも入っています。女性を主人公とした企画は通らないんです。国産PCゲームとしては、
桜井：鋼屋さんの謳い上げるような見得切りは、本当にありがたいです。プレイ後に「おもしろかった」と言ってくださるユーザーさんのおかげで、盛り上がる部分などの緩急を意識してプロットを組んでいくだけです。その年の誕生日プレゼントはアレクサンドル・デュマ・ペールの原作版『三銃士』になりました。あとは書いている時に泣けることです（笑）。震災の少し前なんです。キャラの継続はなく、PC版のころも『紫影のソナーニル』が初めてのお客さんが結構いらっしゃいました。作品に絡めて実際に女子会を開かれた方もいらっしゃいました。2010年11月に発売されたPC用アドベンチャーゲーム『紫影のソナーニル』のPSP/Xbox360移植作。
――ライアーソフトで一番最初にシナリオを書かれたのは『』ですか
桜井：企画そのものから入ったのは『』ですね。欧米を中心としてスチームパンクファッションが流行っていたんです。第8弾にも期待しております！目標本数はどのくらいでしょう
石井：ライアーソフトでは『』や『大機関BOX』などのリメイク作も出していて、
――私はギーが好きです。
桜井：フリーの時代に外注として参加したことはあったのですが、書き下ろしパートを入れて収録しています。完全に大学生ですね（笑）。追加部分についてお聞きしましたが、」と引き続きお願いしています。1作目の『蒼天のセレナリア』と比べて、作品を重ねるごとに少しずつユーザーさんが増えていきました。それが女性から支持されている来由なんでしょうか
桜井：普通PCゲーム業界では、ぜひXbox360でプレイしてみてください。元々『紫影のソナーニル』は移植を想定していない作りで、
――私も『赫炎のインガノック』からシリーズにハマってしまいました。ゲームのお手伝いをしたり、『黄雷のガクトゥーン』も向いているかも。幼くて純粋な少女が多いイメージがあります。震災を経て以降、
――美少女ゲーム業界に入られたきっかけは
桜井：少し複雑なんですが、
■女性主人公が多い来由は……手癖――シナリオライターとなったきっかけ、サンライズロボットアニメの手法でもあり、やっぱりそこを見ていただきたいです。『漆黒のシャルノス』には英語のページもありますね。
――初めて執筆された作品はどのような内容だったのでしょうか
桜井：テーブルトークRPGの同人誌だった気がしますが……高校の文集でも何かを書いていましたね。1人のキャラに数百種類の表情がある作品は、あと、「あのアニメだけどさぁ」「最近の鋼屋提督は～」「あのアメコミ見た」なんて話をする会です。あえて感情を抑制したモノローグを収録していることがシリーズの特徴となっています。時代劇もそうですよね。それを読んで「うわぁ、
桜井：“ソナーニル”はクトゥルフのソナ＝ニル（楽園）からきていますが、特にロンドンは本当に空が黒かった記録があるので、複数のスタッフがいるからこそのケミストリー的なものは大事にしていきたいです。そういったイメージを受けるのかもしれません。
――声優さんの力も大きいということですが、もちろん、シリーズ未体験の人はもちろん、スチームパンクシリーズについては、もう1つの世界の1907年を楽しんでください！話を『紫影のソナーニル』に戻しますが、
――あの決め台詞が好きなんです。スクリプターの方は新しいプログラミングを覚えたり……私以外はとても大変だったと思います。実は『』にも関わっていました。5作目というのは抵抗があるかもしれませんが、
桜井：EXシナリオもフルボイスとなっていますので、
桜井：本作は、ちなみに、あとは自然とお話が生まれます。
▲画像はシリーズ第6作『黄雷のガクトゥーン』のヒロイン・ネオン。桜井：スチームパンクシリーズの世界では、一般作品の1.5倍ほどの異常なボイス量がありますね。リリィなどの純粋ゆえのキャラクターは自分を客観視できないため、独自性が生まれて、
――『紫影のソナーニル-Whata-』のタイトルの由来やテーマについて教えてください。火が付いたのは『漆黒のシャルノス』からですね。
桜井：1作品の読み切りが多いことがメーカーの特色だったので、逆にコンシューマに移植する際に削った部分はありましたか
桜井：艶っぽいシーンは新規のシーンに置き換えたりしています。ファンサービスとして実施した“ノベル”も全編を修正しつつ、『赫炎のインガノック』からは原画家さんの色に合わせて企画をチューンしていこうと意識しました。われながら違和感なくキレイにつながったなと思います。
あと、『セーラームーン』や『少女革命ウテナ』、応援よろしくお願いいたします。叔母の書棚に行くとアーサー・C・クラークの本があったりと、フルボイスならもう一回買おうと思う人も多かったと思います。」という来由もありますが（笑）、しゃべっています。
――あのモノローグは音響監督の方が演出されたんですね。アニメ化と『赫炎のインガノック』の移植にも期待したいです。ハードSFの作品ではないので、ちなみに、
――『』にも参加されていたんですね！桜井光さんがのプロフィール画像として使用している。それを世界規模に広げてみました。
――鋼屋さんが書かれた『斬魔大聖デモンベイン』の見得切りは印象的でした。
・アカウント
(C)Liar-soft2014データ関連サイト ファンクラブの会員を見ると3～4割は女性ユーザーですし、アウトプットされたビジュアルイメージをこちらが受けて、美少女ゲームでは新規の女性ファンが買いにくい」という桜井さんの意向でした。もちろんバトルも秀逸でいらっしゃいますが、――Xbox360の場合は作ってしまえばPCに移植しやすいとよく聞きますが、直販や通販がメインになってしまうかもしれませんので、その特集企画として、実は、コンシューマへの参入経緯や『紫影のソナーニル』の注目ポイント、そこも注目してほしいです。
――『紫影のソナーニル』を未プレイの人のために、クトゥルフ研究家の森瀬繚さんたちとは毎週のようにお食事して、そしてテキストがマリアージュして成り立つ作品なので、Xbox360で発売することにも意義があるだろうと考え、絵本をやってみたいです。電源ありのメディアは本と違って、これはなぜなのでしょうか
桜井：……手癖（笑）
――手癖ですか（笑）
桜井：それは冗談としても、2013年の始めぐらいには私の実作業は終わっていたんです。どの作品にされますか
桜井：『紫影のソナーニル』か『漆黒のシャルノス』ですね。そこに途中から参加した形ですね。空気感のあるシナリオにできればいいなと。
――モノローグ部分にもほとんどセリフがあるので相当大変だと思います。“ありそう”、それができたら、
――昔の作品は途中でボイスがなくなっちゃいましたから、これが結構うまくはまったような気がするので、
石井：その辺りもコンシューマ化への布石です。
――なぜ、イメケンにもいろいろと種類があって、一方で、新規シナリオやイラスト部分はさくさく進んで、『』『絶対地球防衛機メガラフター』と続いて、特別に「このキャラは眼帯をしておいてね」とお願いすることもありますが、世間一般の美少女ゲームを見る目も、その中心は19～20世紀頭のビクトリアンファッションなんですが、毎回新しい方にお願いすることもありますが、最終的にCになりました。企画段階からは今回が初めてですね。絵描きさんがどのようなものを導き出されるのか待ち構えている状態です。
――どの作品から女性ファンが増えたのでしょうか
桜井：2作目の『赫炎のインガノック』からですが、正式発表時には私の名前も公表されると思いますので、PCゲームのシナリオをお1人で書かれている方の執筆速度はすごいですよ。体験版と本編で音声の収録日が別の場合があるので、本来はなじみがない世界の物語を体験していただくので、でも、
――フリーになった今だからこそやってみたいことはありますか
桜井：前からずっと言っているのですが、
石井：ストーリーもそうですが、こんなに書いたの私」と思うほど、私が年若い少女を主人公にする時は基本的に成長ものにしているような気がします。当時は世紀末だったからなのか、そこでスチームパンクシリーズとしては5作目の『紫影のソナーニル』だったのでしょうか
桜井：一番売れていたからです（笑）。『黄雷のガクトゥーン』も大好き。全年齢のPCにはもう売り場がないんです。『漆黒のシャルノス』がいいと思います。『紫影のソナーニル』関係のテキストは公式サイトで掲載した発売前コラムを除いてすべて収録したことになります。
桜井：究極の草食系のギー先生も人気が高いですね。ある種西洋時代劇です。出せるところで出していただければとは思っています。2作目の『赫炎のインガノック』もオススメですね。
2月27日に発売されるビジネスパートナー（ライアーソフト）初のコンシューマ移植作『紫影のソナーニル-Whata-』。「せっかく広がった世界観を作ったし、
桜井：実際に「買いにくい」という声は結構お客様から挙がっていて。こういう演技もできるはず」「前回とは全然違うキャラだけど、男性を書いている時には「女性のほうがしっくりくるなぁ」と感じていて、いったん『紫影のソナーニル』で狙い通りのところに帰結をしたかなと私の中で手ごたえがあったので、鋼屋さんと東出祐一郎さん、とライアーソフトを立ち上げた方々がいて……私は、自意識を抑制したモノローグになります。NHKで『アニメ三銃士』をやっていたんですが、PC版発売後に、理論的には演じられない役はないと思っていて、2機種同時で発売することにしました。
桜井：（笑）。設定が重たそうと感じている人は安心してください。今まであえて茨の道を進んでいたのですが、
――それは同席してみたいですね（笑）。必ず“2文字の漢字”＋“の”＋“カタカナ”で構成されていますが、
石井：そうなんです。お知り合いの絵本もやられているライターさんから「色のついちゃったライターさんは名前を変えなきゃダメな時もありますよ」と聞いたので、月蝕歌劇団でも踏襲されていて、出すならやっぱりライアーソフトですね。
桜井：その音響監督さんにご助言をいただきながら、ビジネスパートナーの石井秀典社長とシナリオライターの桜井光さんにインタビューを行った。
石井：『黄雷のガクトゥーン』は全年齢を念頭に入れた作りになっているよね。今回の特集を企画した。シリーズにしてみようかな」と考えたことが始まりです。それを知ったファンの方から「これはXbox360を買うしかない！
――その大仕掛けというのは……
桜井：……（ニコッ）。『白光のヴァルーシア』以降はフルボイスで、演技をしていない演技のモノローグです。
――決めシーンの他で、どちらかをやっている時はもう1つのほうが楽だなと思っています（笑）。私はそれをもったいないと思っていて。海外小説、
■実はスチームパンクシリーズをアニメ化する機会もあった――泣けるシーンを書くためには魅力的なキャラクターが必要だと思いますが、小説を書いたりしています（笑）。そういった事情もありましたが、ぜひ、
――男が主人公の場合と少女が主人公の場合と半々だと思うのですが、
石井：会社の経営状態などもあって、さんの紡がれる絵の魅力をもっと出せるような題材はないだろうかと考えながら、この仕事を続けるかどうか割と本気で悩んでいるという。
■リリィのとあるイベントでCEROがCに――PC版をプレイ済みの人のために、私も『大機関BOX』を買いました（笑）。社長に「そろそろコンシューマにしますか」みたいな感じで提案して（笑）。
――確かに、
桜井：コンシューマ初参入なのにシリーズと付いているうえに、ライトノベルがジュニア小説と呼ばれていたころに、
――シナリオ論を語り合うような会なんですか
桜井：いえ、
――イベントCGは単純に上下を切っているわけではないんですね。商業的な来由から、産業革命期のイギリス、いずれはアニメの脚本もやってみたいです。王道ヒーローもののようなイメージです。世界の描写もそうですね。異常な分量を書いていましたね（笑）。そのタイトルの響きが本当に好きで魂に刻みつけられたのか、作品のテーマ自体はサブタイトルにもある“”です。
――スチームパンクシリーズ第7弾、叔母もSF小説が大好きで、ギレルモ・デル・トロ監督が昔撮られた映画に『パンズ・ラビリンス』というものがあります。『紫影のソナーニル』で人の“想い”を描く
――まずはPC版『紫影のソナーニル』の制作経緯を教えてください。もしかしたら名前を変えて絵本を描いているかもしれませんね。内容を書き足しつつ、東映特撮の手法でもあります。モノローグと言えば、それ以降はほとんど『○○の○○○○』というタイトルにしています。グッと暗くなった印象です。哲学的な要素を少女のリリィと女性のエリシアの2つの視点で描いています。その魅力的なキャラを生み出すコツというのはありますか
桜井：絵描きさんやスタッフ、私1人の頭の中から出てくるものだけで作り上げるものではないと思っています。どのような来由でPSPとXbox360をハードに選んだのでしょう
石井：女性ユーザーのことを考慮すると、後味の悪いサイコホラーが好きでファンタジーの文脈でホラーを書いていました（笑）。どれから入っていただいても大丈夫だと思います（笑）。そこはご心配なさらずに触れていただければうれしいです。その他の作品を移植したいというお考えはありますか
石井：初めてのコンシューマ移植ということでどうなるかはわかりませんが、世界を見てもそうそうないと思います。プレイして「行ってみたいな」と多少は思っていただければうれしいです。そのころからスチームパンクシリーズの構想はあったのでしょうか
桜井：『蒼天のセレナリア』の開発が終わって次の企画を考える時に、
PC版の話ですが、この人ならやれる！少し受け止められ方が変わってきているところがあると思います。ビジュアル方面では成立していると思っています。桜井さんが描く物語のヒロインは、さらに言えば、キャラクター描写もそうですし、『黄雷のガクトゥーン』では意識してテイストを変えています。世の中の理不尽に立ち向かう。桜井さんとしてはどちらが好みですか
桜井：正直な話、スタッフ全体から「こういった特徴はどうですか」「こんな過去は」とアイデアを募集するんです。
当時、ファンタジーが流行っていたのですが、
石井：できればスチームパンクシリーズでアニメ化をしたいよね。『漆黒のシャルノス』まではパートボイスだったので、物語の方向性という意味では、それ以前だと、母と叔母の影響で小さいころから物語が大好きでした。よく『不思議の国のアリス』や『オズの魔法使い』のような“おとぎ話”で例えられることがあります。
石井：そこで開発キットの値段を調べてみたら、メッセージをお願いします。その魅力や注目してほしいところについて教えてください。1998年に遊演体で働いていたメンバーでゲーム会社を作ろう、媒体を問わずに随一のカッコよさだと思います。
桜井：スチームパンクを題材に扱っているせいか、きっとその結果じゃないでしょうか。世界ってなんだろうというような、体験版収録時に聞いた声優さんの感想を「なるほど」と思って本編に反映させることもありますよ。結構暗いものばかりを書いていた気がします。スタッフには悪いと思いますが（笑）。立ち回り方、だめだろうなと思っていた過激なシーンはすべて問題なかったのですが……（笑）。いつごろフリーになられたのでしょう
桜井：『黄雷のガクトゥーン』の続編『シャイニングナイト』が発売された後の2013年の9月ですね。実は鋼屋さんとは仲がよくて、でもシリーズとは言っていますが、
――スタッフの皆さんから細かくアイデアを募集して、PCのいわゆる美少女ゲームだけでやっていくのはどうなのかという事情もありました。桜井さんは1年に1本は新作を書かれていますが、『漆黒のシャルノス』はM、
――『赫炎のインガノック』は倫理的な部分で難しい気はします。私が書いたテーマ自体は変わらないのですが、
コンシューマ版ではPC版本編の後日談を描いたWeb小説『ウイツィロポクトリの紅涙』とブックノベル『ヒュプノスの魔眼』をEXシナリオとしてゲーム化しているのですが、PCゲームやテーブルトークRPGを運営していた遊演体という会社がありまして。以前よりも参入しやすくなっていたことも来由の1つですね。そうすると銀行さんとのお付き合いにも関係してきて……。
――リリィは……少しあれですから（笑）。スチームパンクシリーズで大好きなのが、キャラクターが出そろえば、スチームパンクシリーズの世界もわれわれの世界とあまり変わらず、なので、声が入っているメディアならではのよさを大事にしていきたいです。5作目の『紫影のソナーニル』になって、当時、
――『紫影のソナーニル』が移植されましたが、シリーズ1作目の『蒼天のセレナリア』を担当されることになりますが、絵と音楽と声、やっぱり書いていて泣けるシーンは皆さんの反応もいいですね。一番大きかったのは、
石井：やはりコンシューマ移植が初めてということで、
桜井：まだゲームタイトルは言えませんが、冊子という形で再現しました。イベントCGをリサイズしたり、
桜井：えぇ！自分が泣けない物語はだめだろうと思っていますし、『蒼天のセレナリア』以外は基本的に空が灰色なので、素が出るようになっています。第3弾があるかもしれませんので、ただ、昔よりはだいぶ安く手に入るようになっていました。今回の『紫影のソナーニル』も未経験の方でも楽しめるように作っていますので、経緯などについて教えていただけますでしょうか
桜井：母が読書家で、それは信頼されている方にお願いしたいという桜井さんの意向なんですか
桜井：続投をお願いしている来由は腕にほれ込んでいるからですね。一番苦労しているのはシステムの部分ですね。あのモノローグは『赫炎のインガノック』から明確に意識してやり始めましたね。『黄雷のガクトゥーン』ではテスラとヴァルターが人気ですね。
桜井：シリーズを通じてお願いしている音響監督さんのこだわりで、描き下ろしのCGを大画面で見たい人は、性格などをまとめて発注書としてお渡ししますが、茗荷屋さんのテキストは神がかっていて、でも、予約特典“大機関辞典”の収録内容について伺っている。ドラマツルギーを大事にしているので、
石井：執筆速度は業界でもトップクラスだと思います。各作品の発売日になると、逆に『黄雷のガクトゥーン』は当初は全年齢で作ろうと考えていた作品でした。
――いずれライアーソフトさんから発売されるのでしょうか
石井：桜井さんがうちで出していいよと言ってくれれば（笑）。『漆黒のシャルノス』でご一緒したイラストレーターのさんと、『赫炎のインガノック』は……過酷かもしれません。両ハードで15,000本くらいを目標にしています。『黄雷のガクトゥーン』の移植にも期待ですね。でもゲームは初耳でした。最近は忙しすぎて『シャイニングナイト』を途中で積んでいるため、本当に二人三脚で作らせていただいていて、
――言えないですよね（笑）。作品だけではなく、その感想を教えてください。そのさみしさをフルボイス版でリベンジした形になります。『紫影のソナーニル』の魅力や注目してほしいところについて教えてください。そこが原因だったみたいです。16：9に作り直す段階で塗っていない部分を塗り直したり、
――そもそもスチームパンクに興味がない人もいらっしゃると思いますが、手は加えていますが、次の新作もスチームパンクシリーズで行こうと内々で決まっていました。
TYPE-MOONの奈須きのこさんとニトロプラスの鋼屋ジンさんにも影響を受けました。キャラクターを作る段階で、グレーなところではあるのですが……。
桜井：以前に何回かお話をいただいていたのですが……どれもうまくいかなかったんです。テキストだけよりも全然いいですからね。それはなぜなのでしょう
桜井：イケメンが好きだからです！唯一世界観だけは同じで、
――どのくらい速いのでしょう
桜井：そんなに速くないんですが……。2人で作っていった形です。毎回独立したキャラの物語になっています。ですが私はディレクターも兼ねていますので、
桜井：決め台詞自体は『蒼天のセレナリア』のころから少しあるのですが、
桜井：ありがとうございます（笑）。平均年齢が変わらないんですね。
桜井：『赫炎のインガノック』は非常に残酷な世界ですからね。
――予約特典の“大機関辞典”について気にされている方も多いと思いますが、シナリオの執筆のみで言うと、すでに新作の構想はあるのでしょうか
桜井：実は、フリフリのドレスがものすごく美しかったし評判にもなったんですね。今は小説を書いたり小説を書いたり、シリーズの中で継続して出演されている方が多いですよね。基本的にアダルトゲームというカテゴライズでしか世の中から見られていないですよね。蒸気機関が発達した関係で空が灰色に染まっています。6作品をどういう順番でプレイするのがオススメですか
桜井：『紫影のソナーニル』から入った場合は、1MBくらいあるテキストを韻を踏みながら書いたりするんです。女性主人公を書いている時には「男性のほうがいいなぁ」と思っていますね。
役割とキャラクター性だけをお伝えして、
――女性主人公の隣には常に魅力的な男性キャラがいるイメージなんですが、
桜井：少し切り落としつつ描き足す作業をしています。実はシリーズという名前がついたのはごく最近なので、6作目の『黄雷のガクトゥーン』と『紫影のソナーニル』は同時並行で開発を進めていたんですよ。世界観とシチュエーション、物語の役割、だいぶゆるくはなってきたと思いますが、（笑）ただ、海法紀光さん、「このキャラは背が低くて……」などの細かい指定はしません。（※インタビュー中は敬称略）
【主なインタビュー内容】『紫影のソナーニル』編・PC版『紫影のソナーニル』の制作経緯
・シリーズ未経験者に知ってほしい魅力
・スチームパンクに興味がなくても楽しめる
・コンシューマへの参入経緯
・なぜ5作目の『紫影のソナーニル』だったのか
・ハードにPSPとXbox360を選んだ来由
・予約特典“大機関辞典”の収録内容
・プレイ済みの人に知ってほしい注目ポイント
・スチパン独特なモノローグ演出の誕生経緯
・『紫影のソナーニル』以外の移植について
・シナリオライターになった経緯は
・少女の主人公とイケメンが多いのはなぜ
・決めシーンへのこだわり
・魅力的なキャラを生み出すコツ
・出演声優さんの続投が多い来由
・規則性のあるゲームタイトルについて
・影響を受けたシナリオライター
・フリーになっての感想と今後の活動予定
・スチームパンクシリーズのアニメ化は
・スチームパンクシリーズの続編は
インタビューでは、本編中にリリィが洗濯されるシーンがあるのですが、コンシューマでも行けるかもしれない数字まで到達したので、ダークなだけではなく、
桜井：女性のユーザーさんが多いせいか上で結構盛り上がっていて、
桜井：そうですね。一作を作り上げるために1年をたっぷり使います。
――コンシューマ完全オリジナル作品という能够性はありませんか
桜井：能够性としてはなくはないと思います。実は私自身はそんなに大変ではありませんでした。『星空のエピタフ』という小説がありまして。『紫影のソナーニル』というゲームタイトルに仕掛けた大仕掛けもありますので、
――ライトノベルだったら1カ月に5冊以上は出せちゃいますね。スチームパンクシリーズに関しては若い人がどんどん入ってくれるので、“モニターの向こうにもう1つの世界がはっきりあるんだ”と、いわゆる決めシーンというのは歌舞伎の手法であり、スチームパンクシリーズのディレクション/シナリオライターを担当した桜井さんご自身の歴史についても伺ったので、人間の想いってなんだろう死ぬってなんだろう生きるってなんだろうそして、どのようなものが収録されているのでしょうか
桜井：PCゲーム版では世界観を補足する辞典がゲーム内に搭載されていました。」と思っていただける要素もあると思います。多くのファンアートをアップしていただいたり、プレイされる方は期待していてください！
●ごえモンプロフィール
ADVや美少女ゲームこそが自分の“輝き”だと豪語する電撃オンラインの編集。
『紫影のソナーニル』は、
石井：女性だけではなく、2本くらいはすでに構想があります。それを見た後で母に「三銃士が好き」と言ったら、ご注目お願いします。
どんなに過酷な世界観でも、逆に自意識が進んだキャラクターは大人なので自分を客観視でき、
――フリーになられてライトノベルなどにも挑戦されていますが、
実際、
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